オビソートとボトックス修正鍼の違い
ボトックスの効き過ぎや失敗
「表情がかたまって笑えない」
「まぶたが重く、二重が一重になって別人のように」
「涙袋が消えて、目袋が出てきた」
「笑顔や会話で口がゆがむ」
「スキンボトックスなのに頬が動かない」
などなど
ボトックス修正治療を始めて3年
多くのお悩みに向き合ってきました。
ボトックスが効き過ぎた時、ネットで検索すると出てくる情報が
「オビソート注射」です
オビソートとは
オビソートとはアセチルコリン塩化物の商品名です。
アセチルコリンは体の中のあらゆる情報伝達に関わる物質で、神経の末端から放出され筋肉を収縮させる作用を持ちます。
オビソートはボトックスの拮抗薬として生まれたものではなく、狭心症の診断に用いられたり、麻酔後の腸管麻痺や消化管機能低下に用いられてきました。
ボトックスは神経からアセチルコリンが出るのを阻害するため、その結果、筋収縮が阻害され美容治療においてはシワの予防に用いられます。
また、汗を生成・分泌する汗腺にも作用し汗を抑える働きもあります。
つまりオビソートは筋肉を収縮、ボトックスは筋肉を弛緩させる方向と逆の働きを行います。
なぜボトックス修正にオビソートは効かないといわれているの?
理論上オビソートはボトックスとは逆の作用(アセチルコリンの働きを強める)を持っています。
しかしながら、ボトックス修正としての満足度は高くないのが現状です。クリニックのドクターからも「オビソートはほとんど効かない」「気休め程度」「効かないからうちでは扱っていない」と言われたと患者様から良く聞きます。
その理由は大きく3つ
①持続時間が極めて短い
オビソートの作用時間は非常に短く、注射した直後は「少し動かしやすくなったかも?」と感じても、数時間から1~2日程度で元に戻ってしまうことがほとんどです。
②ボトックス作用は解けない
ボトックスはすでに神経に作用してしまっています。
オビソートはその作用をなくすものではないため、根本的な解決にはなりません。
③気にならなくなるまで何度も通うことになる
一時的な緩和のために週に数回通院して注射を繰り返す必要があり、そのコストと通う労力、注射の痛みに見合うだけの劇的な変化は期待しにくい。
なぜ電気鍼(パルス鍼)でボトックスの効果を早くなくすことができるのか?
ボトックスが効きすぎている状態というのは、神経伝達物質(アセチルコリン)の阻害、神経筋シナプス機能低下になります。その機能を戻す必要があるため、適格な場所に鍼を打ち、適した電気刺激を入れます。
私たちの皮膚は電気抵抗が高く、筋肉に作用させるためには大量の電流を流さなくてはなりません。表情筋は筋肉が小さい、薄いといった特徴があるので、狙った筋肉だけに皮膚の上から電気刺激を入れることは難しく、痛みも伴います。
私たちのお顔に個性があるように、皮膚の厚み表情筋の付き方やサイズにも個人差があります。
「どの部位(筋肉)の動きが止められていることで、違和感や変なシワができているのか、動きに左右差があるのか」を見分けてアプローチします。
筋肉というのは神経からの電気信号を受けて収縮しているので、その仕組みを使い、脳からの指令がない状態でもパルス鍼で筋肉を動かすことができます。
当院ではボトックスが効きすぎている、つまり機能低下している神経筋シナプスに軸索成長(神経発芽)を促す周波数の電気刺激を入れることで、神経が側副枝(新しい神経の枝)を作ります。
その結果、ただ時間が経過するのを待つだけよりも確実に早く表情筋の動きが戻ってきます。
ボトックス(ボツリヌストキシン)が効いている神経筋シナプスは時間以外で改善することはありません。ですので、パルス鍼で新しい軸索を成長させるアプローチを行います。
ボトックスが切れると側副枝(新しい神経の枝)は戻るのでご安心ください。
パルス鍼治療は、オビソート(アセチルコリン注射)よりもずっと安価で、副作用もなく安全です。
自身の自然治癒力を賦活する治療となり、ボトックス修正以外にも、血流が改善することで、肌質の改善、お顔のリフトアップといった副次的な嬉しい美容効果も期待できます。
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