女性の不眠のお悩み 鍼灸治療で改善
ベッドやお布団に入っても目が冴えて眠れない。
夜中の2時や3時に目が覚めて寝付けなくなる。
もう少し寝ていたいのに5時前に目が覚めてしまう。
睡眠の質が落ちることで、日中の活動に影響が出る「不眠症」
不眠症とは
「眠ろうとしても眠れない」ということは誰にでもあります。
心配事があるとき、旅行先など様々な原因がありますが、通常は数日から数週のうちにまたいつものように眠れるようになります。
でも強いストレスがかかると、不眠が改善せず長期間にわたって続く場合があります。
不眠が続くと日中に、倦怠感・意欲低下・集中力低下・抑うつ・頭重・めまい・食欲不振など多岐にわたり様々な不調が出現するようになります。
1. 夜間の不眠が続き
2. 日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する
この二つが認められたとき不眠症と診断されます。
一般成人の30〜40%が何らかの不眠症状を有しており、女性に多いことが知られています。
不眠症のタイプ
不眠症状には、寝つきの悪い「入眠障害」、眠りが浅く途中で何度も目が覚める「中途覚醒」、早朝に目が覚めて二度寝ができない「早朝覚醒」などのタイプがあります。
女性の不眠の原因
① 自律神経の乱れ
- 大きなストレス・不安・緊張が強い
- 仕事や人間関係で頭が休まらない
→ 交感神経が優位のままになり、眠りに入りにくく
② ホルモンバランスの変化
- 月経前(PMS)
- 産後
- 更年期(エストロゲン低下)
→ 体温調節・感情の安定がうまくいかず、寝つきが悪く
③ 体の不調・違和感
- 冷え(手足・お腹)
- 肩こり、首こり、頭の緊張
- 胃腸の不調、動悸、ほてり
→ 横になっても体がリラックスできない
④ 生活習慣の影響
- 就寝前のスマホ・PC(ブルーライト)
- 寝る直前の食事やアルコール
- カフェイン摂取(午後〜夜)
- 就寝時刻が不規則
⑤ 心理的要因
- 「眠らなきゃ」という焦り
- 過去の不眠体験による不安
- 考えごとが止まらない
東洋医学的な考え方
鍼灸(東洋医学)では次のように考えます
- 気血の巡り不足
- 心腎不交(心と腎のバランス低下)
- 肝の緊張(ストレス)
- 陰虚(体の潤いと休息不足)
これらがあると、脳と体が「休息モード」に切り替わりにくくなります。
なぜ女性の不眠に鍼灸が効果的なの
女性の不眠は、ホルモンバランスの変動(月経周期、妊娠・産後、更年期)、自律神経の乱れによる冷え、ストレス、情緒の不安定さなど複雑に要因がからみあっています。
鍼灸はこれらに同時にアプローチできる点が特徴です。
鍼灸が期待できる作用
- 自律神経の調整(交感神経の過緊張を和らげる)
- 血流改善(冷え・肩こり・頭重感の軽減)
- ホルモン調整のサポート(間接的に)
- リラックス効果(入眠しやすく、眠りが深くなる)
美容鍼や育毛鍼で当院にお通いの方からも、「寝つきが良くなった」、「夜中に目が覚めなくなった」などの睡眠の質改善報告を頂いています。
脳疲労や不眠でお悩みの方へ
脳疲労、不眠症や自律神経の乱れによる首肩こり、食いしばりに特化した鍼灸マッサージ治療です。リラクゼーション効果はもちろん根本からお身体を整えます。
自律神経の乱れ、頭痛、首肩顎の痛み、睡眠障害など、一人ひとりのお悩みに合わせた治療で心と体のバランスを整えます。
脳疲労と睡眠を改善する鍼灸マッサージの特徴
①自律神経を整え、脳血流増加、体内の炎症を抑えてくれるツボへの鍼と温熱刺激
②東大病院はじめ医療機関でも使用されているエビデンスある低周波治療器による電気刺激
③心地よいリズムの頭皮マッサージ
ただ気持ち良いばかりでなく、深い海の底へ沈んでいくような瞑想状態へ。
深いリラックスの中で脳が活性化されるので、施術後は心身ともに爽快感が得られます。脳疲労が改善されるので、翌日以降のパフォーマンスが上がるのも特徴の一つです。
歳を重ねると睡眠の質が健康や美容に直結します。特に40代、50代では睡眠不足が老化の加速を招くため、質の高い睡眠が重要です。
初回はカウンセリングで30分ほどお時間をいただき、お悩みについてお話を伺ってからの施術になります。


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