東洋式の腸もみ?チネイザン(氣内蔵療法)で便秘解消

目次

チネイザン(氣内蔵療法)と鍼灸で便秘解消

チネイザンとは

チネイザンを漢字で表すと「氣(チ)内臓(ネイザン)療法」。チネイザンはタイ古式マッサージサロンで行われていることが多いですが言葉は中国語です。

施術のイメージとしては東洋式の「腸もみ」「腸マッサージ」ですが、陰陽五行の考えがベースとなっていてすべての内臓にアプローチします。

チネイザンは2500年以上前から中国のタオ(道教)に伝わる気功療法の一つで、お腹(内臓)へのマッサージにより内臓の滞りを整えます。日本では按腹や腹もみとも呼ばれています。

チネイザンは腸だけではなく肝臓や胃、腎臓や子宮卵巣などすべての内臓の滞りを整えます。

お腹を通して肉体、精神、魂、感情のバランスを整え、 私たちが本来持っているエネルギーを活性化させます。筋肉やお腹回りの滞りを整えるだけではなく、感情のバランスが整うことでメンタルが安定し、本来の生命力・自然治癒力を高めることを目指しています。

お腹に溜まっているものは、排出されない便だけではなく、食品添加物などの毒素や老廃物、消化されない感情も様々な内臓に溜まってしまっています。

開放されずにお腹に溜まっている未消化の感情や老廃物、毒素が、不安や心配、イライラやビクビクといったストレスの原因、肩こり・腰痛・生理痛・月経不順・頭痛・倦怠感・体重増加・不妊症・更年期障害などさまざまな不調や病気を引き起こすと考えられています。

便秘の原因

便秘の原因や症状は様々です。
日本内科学会では「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」とされています。

「毎日排便があっても硬便や残便感などの症状がある状態」を便秘としているので、毎日排便はあるけど、スッキリと出た気がしないという状態も便秘です。

便秘には大きく分けて「器質性便秘」と、「機能性便秘」があります。器質性便秘とは腸閉塞や大腸がんなど物理的に便の通過が障害されるタイプの便秘です。

機能性便秘には次の3種類があります。

 弛緩性便秘
大腸の運動が低下して起こる便秘です。便秘の中でも頻度が高く、運動不足や水分不足、ダイエットなどが原因になりやすく女性や高齢者に多いタイプです。長期間にわたり便秘薬を服用されている方もこちらのタイプです。

 けいれん性便秘
大腸の緊張が強く、蠕動運動がうまく連動せずに便の通過に時間がかかってしまう便秘です。ストレスの影響が強いと考えられています。

 直腸性便秘
便が肛門近くまで出てきても便意を感じないことが原因で起こる便秘です。普段から便をがまんしてしまうことなどが原因になりやすく、自分のタイミングでトイレに行くことができない職業の方に起こしがちなタイプ。

便秘の治療

慢性の機能性便秘に鍼灸は適用となります。

鍼灸の刺激は腸管運動を促進あるいは抑制することが分かっており、弛緩性便秘における蠕動運動の抑制や痙攣性便秘における蠕動のリズムの不調和などを調整すると考えられています。

原因や体の状態を考慮しながら、ご自身でもできる睡眠や食事などの生活習慣改善方法を指導し、より高い治療効果を目指します。

便秘でお悩みの方は下剤を使用していることが多く、常習性となることが多いようです。

下剤の常用に悩んでいた患者さまが、治療によって下剤の減量あるいは使用しなくてもよくなったケースも多くみられます。便秘で悩んでおられる方は、1度鍼灸治療を試してみられてはいかがでしょう。

鍼灸治療とチネイザンを受けるメリット

タイ古式マッサージ店やチネイザンのサロンでは、チネイザンはリラクゼーションの位置づけです。
当院は環境と設備面での基準に準じた川崎市保健所届け出済み施術所であり、施術代金(治療費)は高額医療費控除の対象となります。

これまで10年以上チネイザンの施術経験がありますが、鍼灸とチネイザンを組み合わせることで便秘が改善するスピードや効果が上がっていることを実感しています。

医師、看護師、鍼灸師など、医療従事者のクライアント様も多く、医療のプロフェッショナルからも「鍼灸治療+チネイザン」は支持されております。

こんな方におすすめです

「便秘や下痢などのお腹の不調がある」
「マイナス思考が浮かびやすく気分が落ち込む」
「ストレスが多い職業の方」
「便秘薬をやめて自力で排便したい」
「運氣を上げたい」

期待できる効果

  • 「便秘や下痢など、お通じの改善」
  • 「生理痛、生理不順、更年期症状の緩和」
  • 「疲れやすさの軽減、心身のストレス緩和」
  • 「不眠解消、気力、集中力の向上」
  • 「自分に自信を持てるようになり、人生の目的がはっきりとしてくる」
  • 「他人の評価」ではなく「自分軸」で生きることで人生が楽しくなる
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする