北京堂で中国鍼を受けてきた

いつも美容鍼灸治療院リネア 武蔵小杉をご利用いただきありがとうございます。

わたくし、子供を帝王切開で出産した後から腰痛持ちになってしまいまして、ぎっくり腰がクセになっています。
自分の体のメンテナンスに鍼灸治療を月に1回以上は受けているのですが、今年は忙しさもあり、2か月に1度ほどのペースでぎっくり腰をやってしまっています。

つい先日も朝の掃除中にピキッと痛みを感じたあと、腰が立たなくなり、手足に自分で鍼を打ってなんとか歩けるようになったのですが、痛みがある中で治療した負担が腰から背中にかけてかかってしまい、これは腰に鍼を打ってもらわねばと、お盆休みの昨日、治療を受けました。

北京堂浅野式鍼治療とは

北京堂創始者の浅野先生は、たくさんの著書を出しておられて、私も学生のときに先生の霊枢現代語訳を読みました。
その治療の特徴は、本場中国の鍼(0.5mm)、ちなみに日本のディスポ鍼は美容鍼で0.12mmなので約5倍の太さの鍼を体の深部にある筋肉にまで鍼を届かせ、浅い鍼では狙えない筋肉にまで刺激を入れるところにあります。硬く柔軟性がなくなった深部の筋肉に鍼が入るとズーンと重くなるような響きが発生します。

北京堂は浅野先生の治療院だけでなく、お弟子さんが各地で治療院を開業されています。腰痛の治療は臀部にもたくさん鍼を打つので、女性の先生の治療院(北京堂大井町鍼灸院)へ行ってきました。こちらの治療院には当院で美容鍼で定期的に来院されている方が通われていて、男性の先生よりも鍼を入れるときの痛みが少ないと聞いていたので安心です。

施術について

大井町駅から徒歩7分の場所にあり、看板が2階のため見つけられずグーグルマップではこの辺りだしと少し周辺をうろうろしていたら、立ち話されていたおば様が、「どこに行きたいの?」と聞いてくれて、鍼灸院と答えると、この上だよーと教えてもらえてたどり着くことができました。

内部はカーテンレールで仕切られている、いわゆる昔ながらの鍼灸院といった感じで、奥のベッドに通されカルテを記入。症状を説明して、鍼灸師で鍼には慣れているけれど中国鍼は初めてと伝えると、響きますが大丈夫ですか?と聞かれ、その後うつ伏せに。

深い鍼が入っていくときは声が出るくらい痛みはありましたが、入ってしまえばそこまで響かないので大丈夫でしたが、股関節回りや仙骨はどの鍼も響き、仙腸関節は悪いですか?と聞かれるくらい臀部が緊張していたんだと思います。

ぎっくり腰の原因ともいわれる大腰筋はそれほど硬くなっていなかったようで、脊柱起立筋の方が凝ってますねとのことでした。アナトミーの鍼で自分で大腰筋やインナーマッスルを緩めることができてたんだなと少し嬉しくなりました。

置鍼時間が40分ほどと聞いていましたが、たくさんの鍼を打って、微動だにできない40分はとてもとても長く感じて、鍼を刺される痛みよりもこちらの方が辛かったです。置鍼中は保温のために、タオルの上からアルミシートをかけてくれたのですが、軽くて暖かいのでこれは寒くなる季節に使えるなと思いました。

抜鍼はスピーディーで、響きがあったところは抜くときも響くわけで、全部抜き終わった後は、筋肉が固まっていて動けず、思わず、「どうやって動いたらいいですか?」と聞いてしまいました。「ゆっくり動いてしばらくベッドで休んでもらっても大丈夫ですよ。」と声をかけてもらい、ゆっくりゆっくり仰向けになり、しばらく膝を立てて休みました。

2日くらいは筋肉痛のような痛みがあります、安静に過ごしてくださいと聞いていましたが、本当に股関節周りは筋肉痛のような感じで、腰の痛みはあるものの、少し可動域が増えていました。

ちょうど今日までお休みだったので、今日は予定を入れず1日中、本を読んだり寝たりして過ごし、かなり良くなりました。仙骨に内出血がでてしまい、今炎症のふくらみがあるため、寝たときにその部位があたると痛いですが、2~3日でふくらみや触ったときの痛みはなくなるので、そのころには腰痛もかなり収まってくれていることを期待します。

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