女性は男性と比べ筋肉量が少ないため、冷えに悩んでいる割合がとても高いです。
特に寒い季節は血流が悪くなるため、1年の中で最も体調が優れないというお声を良く聞きます。
お体を拝見すると、手足はもちろんお腹もヒヤッと感じるくらいに冷え冷え。
手足だけなら、心臓から遠いことが原因で、女性の場合筋肉量が少なく筋ポンプ作用が弱いことが理由なので、筋力を落とさないことが大切になります。
でも内臓の冷えは要注意。内臓の冷えをチェックする簡単な方法は、手をお腹に当ててみること。
お臍まわりや下腹部がひんやりと冷たければ、内臓も冷えています。
内臓が冷えていると基礎代謝が落ちて太りやすくなります。
また、体温が1度下がると免疫力が30%下がるといわれているので、風邪やインフルエンザに感染しやすくなり、ガン細胞も体温が低いほど活発になります。
自分でできる基本的なこと(睡眠時間の確保、適度な運動、健康的な食事)を行っても冷えが改善されない、忙しくて時間がない方は、鍼灸マッサージ治療がおすすめです。
鍼とお灸で氣血を全身にめぐらせて、按腹(チネイザン)で内臓の動きを高める治療を続けることで、根本から体質を改善していきます。
冷気を出していたお腹がポカポカふわふわに変化して、お疲れ顔も柔らかく温和になりますよ。
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